引用元
「結果を褒めるな」と、とても強い言葉を使いましたが
褒め方によっては人を変えてしまうかもしれないということなので
こんなタイトルにしました。
これは見てほしい動画です
「褒めて育てる」教育が基本となっている現代
子どもに厳しくするべきか甘やかして本当に成長するのか
概要
1990年代コロンビア大学より
褒め方によって子どもたちのチャレンジ心や態度が
どのように変化するかがわかる実験を行った
10~12歳までの子どもたち約400人に知能テストを受けてもらい
全員に「あなたの成績は100点満点中80点」と伝え
3グループに分ける
- 「頭がいいんだね」と褒める
- 「努力の甲斐があったね」と褒める
- コメントなし
次に
- 易しい問題
- 難しい問題
どちらかを選んでもらう
- 本来であれば1の頭がいいんだねと褒めたグループが難しい問題を選ぶと思われがちですが、結果は違いました。
この表があらわしています
頭がいいねと褒められることが
子どもたちから難しいことをやろうとする気力を奪い
より良い成績を確実に見せられる易しい問題の選択へ
褒めることが圧力として働いていた。
そして、頭がいいと褒められたグループの子どもの
約40%が「本当の自分の成績より良い点数」を報告した。
↓↓↓↓↓
自分を良く見せようとして、「ウソをつく」という結果になった。
結果として
結果を褒められた場合、
65%の確率でチャレンジしなくなり
40%の確率でウソをつく
この結果を受けたグループ1への見解を教えてくれた。
頭が良いと褒められると
- 自分は頑張らなくてもできるはず、必要な努力をしなくなる
- 周囲には“頭がいい”と思わせなければならなくなる
- 評価メリットを維持するために、嘘をつくことをする
つまり、褒め方には工夫が必要である。
結果を褒めると、結果を簡単に出せる方に向かう....
努力を褒めるということは、
時間の使い方や工夫などの過程に着目して評価することが
チャレンジ精神を育て、望ましい結果を引き出すつながることになる。
出した結果だけで自分を称えると
結果が出ないときにウソをつく
過程で自己評価をすること
感想
今まで結果で褒められてきたことが、
自分自身を苦しめてきたことに驚きを隠せません。
結果を褒められた場合は、何かを成し遂げた達成感や充実感は少ない気がします。
しかし、努力を誉められた場合はそれが自信となり次に試行錯誤してみたりと新たに挑戦しようとしてきたかもしれません。
仕事なんて特に結果を求められがちで、結果を求められる仕事は良い結果が出れば周りから褒められ、結果が良くなければ見向きもされない、そして偽りの自分を作り出してそんな自分がしんどくなりすぐに辞めてしまう結果になりました。
過程だったり努力を見てもらえていたこと、褒められたことは今も自分にとって良い経験として残っています。
そして、その経験は今も生かされているのでとても良いことだと思います。
この動画を見たとき自分自身への見方も変えるきっかけになるいい機会だと思いました。
努力としてやってきたことがあるのか、過程で自分を褒めることが出来るのか、
これからの過程や努力を少しでも褒められるように自分を見ていきたいと思います。